ETFとは何か?投資信託との違い、メリット・デメリットを解説

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投資を始めたい日本人に一番オススメの投資方法は投資信託です。

凡人が高確率で資産を増やすことができる3つの条件である、長期、分散、積立を、投資信託なら効率的に実行できるからです。
ただ、投資信託と似たような商品でETFというのがあり、違いがわからない方も多いと思います。

そこで今回はETFとは何なのか、投資信託と比較したときのメリット、デメリットをお話していきます。

投資信託とETFの比較

今回は投資信託とETFの比較がお話のメインになりますので、投資信託が何かわからないという人は前にアップした「投資信託とは何か」という記事を併せて見てもらうと、より理解が深まると思います。

まず、ETFというのは上場投資信託とも呼ばれていて、日経平均株価やTOPIXなど特定の指数に連動するように運用されている投資商品です。

なので中身としては投資信託のインデックスファンドとほぼ同じなんですね。

ということで投資信託のメリットの3つ、少額から投資が可能、分散投資が手軽にできる、商品の種類が豊富、というのはすべてETFにもほぼ当てはまります。

では投資信託とETFの違いはなんなのか、表に簡単にまとめたので見てみましょう。

優れている項目は赤い色を文字の背景に入れています。最初の違いは上場しているかしていないかですね。

ETFは株とかと同じで、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場していて、投資信託はしていないということです。

ETFは上場しているので株式と同じように1日の中で値動きがあって、自由に売ったり買ったりできます。

それに対して通常の投資信託は1日1回算出される基準価額で、1日1回しか取引できません。

ETFの場合は指値で注文できるのは一部の投資家にとっては嬉しいメリットだと思います。
投資信託しかしたことがない人はわからないかもしれないですけど、指値注文というのは基準価額がいくらになったら買うとか、いくらになったら売るとか、指定しておけば、その価格になった時に自動で売買してくれる注文方法です。

投資信託は毎月5万円とか、積立で購入しやすいシステムになっていて、ETFは自分でタイミングを見計らって投資をするスポット投資に向いているシステムになっていると言えますね。

で、ETFは売買手数料が基本的に発生します。基本的にってなんだよって思うかもしれないですけど、最近は証券会社ごとで、無料のETFも増えているんですよね。

楽天証券・SBI証券・マネックス証券・auカブコム証券で無料ETFの拡充が進んでいるので、気になる方は「証券会社名 無料ETF」で検索してみて下さい。

投資信託に関しては最近の人気商品はほとんどが購入手数料無料です。といっても銀行の窓口でオススメされている投資信託とかだと、販売手数料が2%とか、すごく高く設定されている場合もあるので注意して下さい。

で、もう一つのコストの信託報酬はETFの方が安いことが多いです。信託報酬は保有している期間にずっとかかってくる手数料なので、保有期間が長ければ長いほどETFの優位性が出てくることになります。

次に分配金の再投資に関して、ETFは一度受け取る必要があるので、圧倒的に不利です。分配金を一度受け取る時に20.315%の税金が発生するので、再投資に回せる金額がその分減ってしまうからです。
投資信託の場合は分配金を再投資する選択を購入時に設定できます。

最後の投資単位というのも結構大事なポイントで、ETFは1株単位で売買しなければいけないので、投資金額の自由度が少ないんですよね。

毎月5万円を積立投資したいと思った時に、投資信託なら5万円分ピッタリ投資できるんですけど、ETFの場合はできません。

例えばVOOというS&P500に連動する米国ETFは、動画作成時点で1株310ドルの値がついています。日本円で34,000円くらいなので、1株ではちょっと投資金額が少ないけど、2株買うと68,000円になってしまって、月々に積み立てたい5万円を大きく上回ってしまいます。

この表だと一長一短のように見えますけど、実際のところ長期保有でガッチリホールドするつもりの投資家にとっては指値注文なんてメリットにはならないので、ETFのメリットは信託報酬の安さだけになってきます。

じゃあ「売買手数料や再投資における投資信託のコストの優位性を、ETFの信託報酬の安さは上回っているのか」というのが気になってくるかもしれませんけど、それは商品によって異なります。

ただ、圧倒的に人気があるS&P500に連動する商品とかは、投資信託の信託報酬が限界近くまで下がっているので、コスト面でもETFを上回っています。

じゃあETFってあんまり買う意味ないの?って話ですけど、個人的には投資信託ではなくETFを選ぶパターンもいくつか考えられると思います。

投資信託ではなくETFを選ぶ場合とは?

1つ目はコスト面で上回っている商品を購入する場合ですね。

イーマクシススリムシリーズとか楽天バンガードシリーズとか超低コスト投信がある指数は投資信託で買うとして、そうでなければETFで購入することも十分にあり得ると思います。

2つ目はそもそもETFと同じ指数をベンチマークにしている投資信託がない場合です。
例えばアメリカの情報技術セクターに投資できるVGTとかはここ数年のリターンも高くて、投資したい人も多いと思うんですけど、連動する投資信託は今のところありません。

特にアメリカのETFはいろんな種類の商品があるので、自分が投資したい商品が投資信託になければ、必然的にETFを購入することになります。

3つ目は配当利回りを重視した運用をしたい場合です。

投資信託の優良な商品はほとんどが分配金を出さずに再投資して、資金効率の良い運用をしています。ただ再投資はしないで、定期的に払い出される配当を生活費に当てていきたいと思っている場合とかは、ETFを購入する必要があります。

もちろん投資信託の保有でもお金が必要な時は、その分を売却すれば良いだけなので、特に数値上のメリットになるわけではありません。ただ理屈だけではなく、定期的なキャッフローがあることは株価低迷時の精神面での安心感に繋がります。

インデックス投資にとって一番大事でかつ難しいところは、市場から逃げずに投資を継続することなんですよね。なので例え結果的に分配金を再投資に回してトータルリターンが下がったとしても、配当を重視した運用の方が向いている場合もあります。

ETFに投資をしている人の中には、VYMとかSPYDとかHDVとか、高配当ETFを保有している人も多いんですけど、それも精神面を重視してのことだと思います。今度別の記事で高配当ETFについてもまとめていきたいと思います。

今日のお話をまとめると、ETFというのは投資信託のインデックスファンドとほぼ同じような商品ですよ、ただ人気のある投資信託と比較するとETFには優位性がないこともありますよ、それでもETFに投資をするパターンもありますよ、というお話でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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