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投資信託とは何か?知識ゼロの初心者向けにイチから解説します!

こんにちは、かおるです。いろんな記事で投資信託を保有しているというお話をさせて頂いているんですけど、そもそも投資信託って何さ、ということをこの動画では詳しくお話していきます。

最近の投資信託は他の投資商品と比較すると、圧倒的に初心者にオススメできる投資方法になっていますので、これから投資を始めたい人とか、過去に投資で大きな失敗をして、できるだけ堅実な投資をしたいと思っている人はぜひ最後まで聞いて下さい。

投資信託って何?

投資信託というのは色んな投資家から集めたお金を、まとめて運用会社が投資をして、発生した損益を投資家で分けあう商品です。

これを踏まえた上で、あとはメリットとデメリットを説明する中で、投資信託の基礎知識をお話していきます。

投資信託のメリット

少額から投資ができる

まずメリットの1つ目として、お金をまとめて投資することによって、投資家1人1人が少ない金額から投資を始めることができます。

例えば記事作成時点で、日本のマクドナルドの株価が5,180円だったんですけど、株というのは基本的に100株単位でしか売買できないことになっているので、マクドナルドに個人で投資をしようと思ったら、51万8000円が必要になるわけです。

けっこう大きな金額ですよね。だけどマクドナルドに投資したいと思っている人が100人いたら、1人1人から5,180円を集めることによって、投資をすることが可能になります。これが少額から始めることができる投資信託の仕組みになります。

手軽に分散投資ができる

投資信託の2つめのメリットは分散投資が可能になることです。投資というのは資産を一点集中してしまうと、とてもリスクが高くなります。

例えばマクドナルドの株だけを大量に買っていたとして、もしマクドナルドがとんでもない不祥事を起こして、株価が大暴落してしまうと、資産が一気に半減してしまうことだって考えられます。

まあマクドナルドは大きな不祥事があっても、なんだかんだで業績を回復させてきた前例があるので、大丈夫かもしれないですけど、そのまま倒産してしまう企業などもあるかもしれないわけです。

なので、投資というのは色んな企業だったり、投資商品に分散することがリスク軽減に繋がるわけです。

その点、投資信託の商品っていうのは詰め合わせで販売されているので、自然に分散投資ができます。わかりやすい例でいうと日経平均株価に連動する商品というのがあります。

日経平均という言葉はニュースでもよく聞くと思いますけど、これは東証一部に上場している銘柄のうち225銘柄から算出した数字になります。

さっき例に出したマクドナルドみたいに1銘柄だけだったら、個人で100株買って投資することもできる人が多いと思うんですけど、日経平均株価に連動するように225銘柄の株を全部買おうと思ったら、個人ではとても購入できる金額ではありません。

自分のお金だけでは投資できないくらい、広い範囲に分散させて投資ができるのは、投資信託の大きなメリットの一つです。

商品の種類が豊富

3つめのメリットは商品の種類が豊富だということです。さっきまでの例では、なじみがある、日本国内の株式に限定して説明していましたけど、私がメインで購入している投資信託は、米国株が中心になっています。

例えばイーマクシススリム米国株式SP500は、アメリカのSP500という株価指数に連動する投資信託です。

もちろんアメリカだけではなく、世界各国の株式に投資できる商品がいろいろありますし、始めから何カ国も詰め合わせになっている商品もあります。

私が保有しているイーマクシススリム先進国株式インデックスという投資信託は、日本を除いた先進国の約1300銘柄に投資する商品で、様々な国が対象になっています。

さっきから株の話ばかりしてしまっていますけど、投資信託は株式以外にも不動産だったり債権だったり農作物だったり、バラエティに富んだ商品がたくさんあります。

そしてそれぞれが地域別で分かれていたり、株と債権を組み合わせて一つの商品にしたり、とにかくたくさんの種類があります。

なので、「債権の比率を多くしてリスクの少ない運用をしたい」とか「人口が爆発的に増えていて成長が期待できるインドに投資したい」とか、それぞれの目的や希望にあった商品を見つけることができるわけです。

投資信託のデメリット

ここまでで、投資信託の魅力ばかりを説明してきましたけど、もちろんデメリットもあります。それは短期売買ができないことと手数料の高さです。

短期売買ができない

まず短期売買ができないことについて、これは投資信託の基準価額が1日に1回しか値段がつかないからです。基準価額というのは株価みたいなもので、投資信託を購入する時の価格になります。

ただ株価の場合、市場が開いている時間は常に数値が変動しているので、さっきまで5,000円だった株価が次の瞬間には4999円になってるかもしれないし、また次の瞬間には5000円に戻っているかもしれません。

これに対して投資信託の基準価額は毎日1回価格が決まるだけなので、何時間とか、何分という単位で細かく取引するような投資はできません。

手数料が高い場合もある

2つめのデメリットの手数料に関しては高いというより、手数料体系が特殊で、保有するだけで発生する信託報酬という手数料があるので、高くなる場合もあるということですね。

例えば株の手数料の場合、買う時に500円、売るときに500円、という感じで、売買するのにお金がかかってきます。

それに対して投資信託は現在では売買手数料のかからないノーロードと言われる商品がほとんどなので、保有している時に発生する信託報酬が手数料のすべてになることが多いです。

信託報酬は何百円とかいう円単位ではなく、年間のパーセンテージで表されます。例えば信託報酬が0.1%の投資信託を100万円分保有しているとしたら、年間で1,000円かかってきます。

これは別途まとめて徴収されるわけではなくて、日割りした分が差し引かれて基準価額に反映しているので、保有している本人が手数料を払っているという実感はあまりありません。

その分、なんだか資産が増えないなと思っていたら、信託報酬が割高な商品を保有しているのに気づいていないという事態になる可能性もあるので、注意しましょう。

信託報酬が高いか安いかは商品によるので、一概には何%だと高いと決めつけることはできません。

例え信託報酬が2%だったとしても、年間20%のリターンを出し続けてくれれば、18%ものプラスリターンになるので、内容と信託報酬をセットで考えるようにしましょう。

デメリットを2つ紹介しましたけど、初心者にオススメする長期・分散・積立を実現する投資方法の場合、これらのデメリットは、ほぼなくなると言ってもよいと思います。

まずそもそも短期売買は投資というより投機、ギャンブルに近いやり方なので、専業の投資家以外はあまり手を出さないほうが良い分野です。

で、手数料に関しては、ここ数年でどんどん安くなっているので、投資家の考え方も変わってきているくらいです。

例えば何年か前までは、毎月3万円とか5万円とか、少額で投資信託を積立購入していって、何年か経って数百万円単位で資産が貯まったらその投資信託を売却して、売却したお金で手数料の安いETFに乗り換えるという、リレー投資が推奨されたりしていました。

ETFというのも投資信託と同じように、色んな投資家から集めたお金を投資する仕組みなんですけど、投資信託ほど少額では始められないけど、信託報酬は安いという特徴がありました。

ただ投資信託の信託報酬がどんどん安くなっているので、今ではリレー投資をする投資家も少なくなっています。もちろん商品によるところもあるので、まったくないわけではありません。

ということで、今、初心者や会社員の投資家に圧倒的にオススメできるのが、投資信託という商品になります。

私は貯金ばかりしていて、現在の投資信託中心で投資をするスタイルを始めるのが遅かったことをすごく後悔しています。前に投稿した記事では、私が保有している投資信託について、詳しく説明しているので、興味がある方は参考にしてみて下さい。

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メリット・デメリットを説明しながら、投資信託の基本的な知識はほとんど補完しました。あと抜けている分として、分配金のお話を最後に少ししておきます。

投資信託には分配金ありと分配金なしのタイプがあって、分配金ありの場合は運用利益の一部が支払われます。支払いは毎月であったり、半年ごとだったり、一年ごとだったり、商品によって異なります。

分配金なしはそういった支払いがまったくありません。

こう言うと分配金ありの方がちょっと良さそうに聞こえるかもしれませんけど、分配金というのは結局、利益や資産を切り崩して支払っているだけなので、あまり得はありません。

逆に分配金を受け取ってしまうと税金の関係で、分配金なしの場合よりも損をしてしまうことになるので、長期的に見て基準価額が上がっていく予想を立てて保有しているような商品なら、分配金なしを選ぶべきです。

以上、投資信託についての説明でした。簡単にまとめると、投資信託はみんなからお金を集めて投資するから、少額で、いろんなの種類の商品に、分散して投資ができますよ、信託報酬という手数料が発生するけど、それをひっくるめても初心者にはめちゃめちゃオススメの投資商品ですよ、というお話でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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