【株主優待タダ取り】クロス取引(つなぎ売り)の具体的なやり方【SMBC】

スポンサーリンク

こんにちは、かおるです。私は株主優待のタダ取りで1年間に実質10万円以上稼いでお得に生活しています。

以前にアップした動画では株主優待のクロス取引の仕組みと大まかな手順についてお話しました。

【優待タダ取り】株価下落でも損失ゼロ!株主優待だけゲットする裏技【クロス取引】

今回はもっと細かく、証券会社の画面を見せながら、具体的なやり方を解説していきます。ノーリスクで挑戦できるので、損失が怖くて投資はできないっていう方は、ぜひ参考にしてみてください。

解説を始める前の注意点

解説を始める前に2つ、注意点があります。

1つ目、今回はSMBC日興証券でのクロス取引の方法をお話します。SMBC日興証券はクロス取引で私がよく使う証券会社で、スペック的にも1番オススメだからです。

とはいえ他の証券会社でもやること自体は同じなので、手順はそのまま参考にできると思います。

2つ目、クロス取引をしたことがないよっていう方は、必ず上で紹介した動画を見てからこの記事を見るようにして下さい。基本的な仕組みとか注意点は前回の動画で解説していて、今回は実践編という位置づけになっています。

株主優待を探す

まずは欲しい株主優待をチェックするために、SMBC日興証券の株主優待の検索画面を開きます。「SMBC日興証券 株主優待」でウェブ検索するか、こちらから飛んで下さい。

株主優待の検索│SMBC日興証券
株主優待は保有する株数に応じて自社製品や...

私は普段はパソコンを使用してるんですけど、今はスマホ派の人も多いと思うので、スマホの画面で説明していきます。画面を開いたら権利確定時期というところをタップして、あまり先過ぎない程度の月をタップします。

今回は3月の優待をクロスするんですけど、3月は優待を実施している企業が多すぎるので、自分が興味のある優待内容にチェックを入れても良いと思います。ちなみに2月、3月、6月、8月、9月、12月以外は数が多くないので、全部チェックしてもそんなに時間はかかりません。

で、今回は航空会社のANAホールディングスをクロスしていくので、タップして内容を見ていきます。

チェックポイントとしてはまず権利確定時期ですね。3月で絞っているんですけど、3月の中でも権利確定日が末日のものと20日のものと15日のものがあります。基本的には末日の企業が多いんですけど、違う場合は現渡しをしてクロスを解消するタイミングが変わってくるので注意が必要です。

次にチェックするのは優待の内容です。どんな優待かというのももちろんなんですけど、優待を貰うための条件なども記載してあるので、しっかり読んでおきましょう。

ANAでいうと国内線を割引料金で利用できる優待券が株数に応じて貰えます。100株で1枚、200株で2枚、300株で3枚、400株で4枚、ここまでが100株ごとに1枚追加で、ここからは200株ごとに1枚追加になって、1000株以上になると400株ごとに1枚追加になって、10万株以上になると800株ごとに1枚追加になります。

株主優待を初めて調べる人は、株数が増えるごとに優待の増加率が減っていくのが不思議ですよね。500株持ってる人のほうが400株しか持ってない人より、たくさん投資してるのに同じ4枚しか貰えないし、1300株持ってても7枚しか貰えないってなると、100株~400株持ってる人が一番お得に優待をゲットできてる計算になりますもんね。

ただ株主優待は基本的にほとんどの企業はこんな感じです。一番多いのは100株以上で株主優待が貰えて、それ以上は何株持ってても株主優待の内容や量は変わらないっていうパターンです。株主優待は本当にただのおまけみたいなものなので、投資してくれてありがとうっていう企業の気持ちだと思っておいたほうが良いってことですね。

で、ANAの場合はもうひとつ、提携ホテルとかで使える自社グループの優待券が貰えます。こちらは100株以上で1冊貰えるもので、株数が増えても貰える冊数は変わりません。

ANAは特に株数以外の条件はないんですけど、銘柄によっては「1年以上継続保有した株主のみ進呈」とかの条件が書いてあるところもあるので、見落とさないように注意して下さい。

クロス注文を入れる時間に注意

優待の内容をチェックしてこの株式をクロスしようと思ったら、SMBC日興証券のアプリから注文を入れていきます。これは必ず値動きのない時間に行って下さい。

市場が動いてる時間にやってしまうと、売りの注文と買いの注文の間の値動きで、損失が発生するリスクがあります。

一般信用売注文を入れる方法

注文の順番は先に売りの注文を入れて次に買いの注文を入れます。トップ画面から取引をタップして、信用取引の新規売付をタップします。

さっき優待の検索画面で見た証券コードを入力して検索します。銘柄名でも検索できるんですけど、似たような名前の企業とかが引っかかって間違えないように、私は証券コードで検索しています。検索できたら銘柄名をタップして、注文内容を入力していきます。

まず返済期限が3年の一般信用になっていることを必ず確認して下さい。制度信用は逆日歩っていう予想ができないコストが発生する可能性があるので、普通はあまり利用しません。

あと、SMBC日興証券は返済期限が3年なので問題ないですけど、他の証券会社は15営業日だったり短い場合もあるので、権利付き最終日が来る前に返済期限が来ないように気をつけましょう。返済期限がくると強制的に決済されてしまうので、信用売がなくなってクロス状態が解除されちゃいます。

次に注文数量を入力します。今回は4枚の優待券を貰うために400株クロスします。次に一般信用売建可能数量をチェックします。ここが0だったり表示されていない時は、在庫がないか、そもそも一般信用売ができない銘柄ということになります。

注文は成行、執行条件はなし、期間指定は当日中で、口座区分は特定口座にしたら確認画面に進みます。入力に間違いがないことを確認して、注文を実行します。

これで売りの注文は完了で、次は買いの注文を入れていくので、また取引画面へ行きます。

現物買と制度信用買+現引について

で、このあと普通は買い注文というところをタップして現物株を買うんですけど、私は手数料を安くするために制度信用買いした後に現引をします。

これを細かく説明すると長くなってしまうので簡単に説明すると、現物買は購入手数料がかかる代わりに、その他の手数料がかからなくて、制度信用買いは購入手数料は無料だけど、保有日数が長ければ長いほど、別の手数料が高くなっていくシステムになっているんですね。

なので制度信用買してすぐにそれを現物株に変えてしまえば、最安の手数料で現物株を手に入れることができるんです。ちょっと難しいかもしれないので、とりあえず、制度信用買いした後に現引きするっていう一手間が入るだけで手数料が安く済むと思っておいて下さい。

今回の例だと1,500円くらいは安くなるので結構差は大きいです。なので、今回はこの制度信用買いしてから現引きするやり方で解説していきます。

制度信用買の方法

信用取引の新規買付をタップして、返済期限を6ヶ月の制度信用を選択して、あとは売りの注文のときとまったく同じ入力をします。

確認画面で間違いがないかチェックして、注文を実行をタップします。これで一般信用売りと制度信用買いの注文が完了したので、ちゃんとできているかチェックをしましょう。取引画面から信用取引の「注文約定一覧・取消・訂正」をタップすると・・・・。

ちゃんとANAの売りと買いが400株ずつ、成行で注文中になっていますので問題ありません。そうしたら次に制度信用買いを現物株に変える現引きをしないといけないんですけど、これは実際に制度信用の買い注文が実行されてからじゃないとできません。

なのでここからの作業は次の営業時間に忘れずに行いましょう。私の場合は夜に信用売と信用買の注文を入れて、翌日の朝9時以降に現引きをします。

これがさらに次の日とかになってしまうと、手数料が余計に発生してしまうので、必ず注文が入った日の営業時間中に行ってくださいね。

制度信用買を現引きにする

手順は取引画面の建玉一覧をタップします。この建玉っていうのは注文が入って確定した状態のものが一覧になっています。

ANAの売りと買いが間違いなく入っていますね。そうしたら買い注文の方をタップして、現引注文をタップ。

注文数量に400株って入力して、注文内容を確認をタップして、内容を確認して、注文を実行をタップします。あとはちゃんと信用の建玉一覧からANAの400株の買い注文がなくなっているのを確認すれば大丈夫です。

ここまでで現物株の保有で株主になって、信用売注文で値動きによる損益をなくすっていう、クロス取引が成立していることになります。ここからは権利付き最終日を待って現渡をする方法をお話していきます。

権利付き最終日と権利確定日について

まずは株主優待の権利が貰える権利付き最終日について、説明しておきます。ANAの例でいうと権利確定日が3月の末日だったんですけど、権利付き最終日と権利確定日は違うので注意して下さい。

権利確定日は「株主として株主名簿に名前が記載されることによって、株主優待の権利が確定される日」なんですけど、名簿に記載されるためにはその確定日の2営業日前に株主である必要があるんですね。

なので株主優待を貰うためには権利確定日の2営業日前に株を持っている必要があって、その日を権利付き最終日といいます。

逆に言えば権利付き最終日の営業終了時点で株を保有していれば、権利確定日が来る前に売ってしまっても問題はありません。

権利付き最終日は営業日ベースで考える必要があるので、土日祝日は飛ばして考えます。

今回の例だと2020年3月31日火曜日が権利確定日なので、1営業日前は30日の月曜日で、土日を挟んで27日の金曜日が2営業日前にあたる権利付き最終日になります。

ちなみに権利付き最終日と権利確定日の間の営業日を権利落ち日といって、クロス取引の場合はこの日に現渡をします。では3月30日の権利落ち日になったとして、現渡の手順を解説していきます。

現渡のやり方

まずはアプリの取引画面を開いて、信用取引の建玉一覧をタップします。ANAの信用売注文をタップして、現渡注文をタップします。

数量に400と入力して、注文内容を確認をタップして、間違いがなければ注文内容を実行をタップします。建玉一覧からANAがなくなっていれば無事に現渡が完了しています。

権利落ち日に現渡をするのを忘れてずっとクロスしたままだと信用売の手数料がかかり続けちゃうし、権利落ち日がくる前に現渡をしちゃうと株主優待がもらえなくなってしまうので、日付は確実に確認しておきましょう。

不安な場合は「権利付き最終日 カレンダー」とかで検索すると、その年の権利付き最終日と権利落ち日をまとめてくれているサイトもあるんですけど、もちろん最終的なチェックは自分でするようにした方が良いと思います。

ANAの株主優待の価値はいくら?

以上の手順まで済ませれば、あとは3ヶ月後くらいに株主優待が届くのを待つだけなんですけど、今回例に出したANAの株主優待ってどれくらいお得なのかって気になりますよね。まずはこれを使用せずに売却した場合で見てみましょう。

ラクマの検索結果を見ると1枚だと3,500円から4,000円くらいで4枚だと15,000円から16,000円くらいで売れていることが多そうですね。ちなみに黄色いのと青いのがありますけど、これは株主優待を取得した時期が違うので、有効期間に違いがあります。

青い方は2019年3月の確定分で有効期間が2019年6月1日から2020年の5月31日まで、黄色い方は2019年の9月の確定分で有効期間が2019年12月1日から2020年の11月30日までです。

ANAの株主優待は年に2回あって、有効期間は1年あるから期間が半年間被ってるんですよね。ラクマで売る場合も使用期限によって多少は価格差がある場合がありますし、金券ショップで売る場合は特に期限がギリギリになるにつれて買取価格が安くなってしまうので注意しましょう。

とりあえず今回は4枚セットで15,000円で売れたとして、利益を計算してみます。まずはクロス取引の買いのコストから計算します。今回は株価3,300円で400株を購入しているので132万円分を制度信用買いしています。

SMBC日興証券では制度信用買いに年利2.50%の金利を支払わなければいけないので、132万×0.025÷365で90円くらいですね。支払う金利の年利の2.5%というのは1日あたりだと2.5%を365で割ったものになります。

で、現引きは手数料などはないので、次は一般信用売の手数料です。SMBC日興証券の一般信用売の年利は1.4%なので、132万×0.014×43÷365で2,177円くらいになります。43というのは私が権利付き最終日までに保有する日数ですね。

制度信用買いは1日だけの保有なのでかける必要がなかったんですけど、一般信用売は最低でも権利付き最終日と翌日の権利落ち日の2日間は保有することになるので、日数分をかける必要があります。

で、SMBC日興証券の場合は現渡に手数料はかからないのでクロス取引の手数料は以上になります。あとはラクマでの販売手数料が3.85%取られるので15,000×0.0385で578円がかかって、送料が補償有りのゆうパケットを使用して179円かかります。

発生するコストは90+2177+578+179で3,024円になるので、これを売却価格の15,000円から引くと、15,000-3,024で11,976円が今回のこのクロス取引の利益になります。

計算めんどくせーって思った人もいるかもしれないですけど、正直ここまで厳密に計算しなくても慣れてくれば、購入金額と保有日数から、だいたいどのくらいの株主優待のリターンがあれば、どれくらいのプラスになるのか感覚的にわかるようになると思います。

まったくのノーリスクで11,976円が簡単にゲットできる方法なんてクレジットカードのセルフアフィリエイト案件とかしかないので、かなり貴重です。しかもセルフアフィリエイトは案件が限られてるけど、クロス取引は他の銘柄を探せばまだまだ利益を増やせる上に、また半年か一年したら同じ銘柄をクロスできるので圧倒的に優れてるんですよね。

今回はANAの株主優待を売却した例で計算しましたけど、使用する場合はもっとお得になることもあります。まあどこからどこまで行くかとか、時期にもよるんですけど、実質的には売却する以上に大きな利益になる場合も多いので、よかったらみなさんも挑戦してみて下さい。

最後までお読み頂きありがとうございました。

コメント