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コロワイド(7616)の株主優待がオススメ【使い方・店舗・廃止リスク】

株主優待で還元率の高いオススメの銘柄といえば、コロワイド(7616)とアトム(7412)です。

飲食系の株主優待ですと、すかいらーく(3197)、クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)、ワタミ(7522)など、他にも優待利回りの高い外食企業はいくらでもあります。

ただそういった銘柄は優待実施が100株だけで年間で数千円分しか貰えなかったり、株数を増やすと利回りが低下したりするものがほとんど。

利回りが高く、年間40,000円分も貰える優待を長年継続しているコロワイドとアトムは異質の存在です。

長期で保有している人は外食代をかなり節約できているのではないでしょうか?

一方で優待廃止リスクなどを考えて、これからコロワイドの株主優待を取得するか悩んでいる人も多いと思います。

そこで今回の記事ではコロワイド(7616)とアトム(7412)の株主優待の内容・使い方・店舗・廃止リスクについて書いていきます。

カッパ・クリエイト、コロワイド、アトムはコロワイドグループのため、株主優待の内容がほぼ同じです。特にコロワイドとアトムは貰えるポイントが多く優待利回りも高いため、この記事ではセットで紹介していきます。

コロワイドとアトムの株主優待の内容

コロワイドの優待内容

500株以上の株主にコロワイドグループ店舗で利用できる優待ポイント(1万円相当)を下記期限に合わせ年に4回発行しています。

9月30日時点で確定株主⇒12月と翌年3月に発行(各1万円相当)

3月31日時点で確定株主⇒6月と9月に発行(各1万円相当)

なお希望の株主はポイントに応じて優待商品(お米、和牛、洋菓子詰合せ等)と交換することも可能です。外食が嫌いな方もポイントを有効活用できますね。

ポイントの有効期限は、ポイント付与日より1年間です。

アトムの優待内容

100株以上の株主にコロワイドグループ店舗で利用できる優待ポイント(1ポイント1円に充当)を下記期限に合わせ年に2回発行しています。

9月30日時点で確定株主⇒12月に発行

3月31日時点で確定株主⇒6月に発行

1回あたりに付与されるポイントは保有株数に応じて以下の通りとなっています。

100株~500株未満 ・・・ 2,000ポイント(2,000円分)
500株~1,000株未満 ・・・10,000ポイント(10,000円分)
1,000株以上一律 ・・・20,000ポイント(20,000円分)

アトムも希望の株主はポイントに応じて優待商品(お米、和牛、洋菓子詰合せ等)と交換することが可能で、ポイントの有効期限は、ポイント付与日より1年間です。

コロワイドとアトムの株主優待の違い

両者に共通しているところは、株主優待の実施月、1ポイント1円の基本的なポイントシステム、利用可能店舗、年間でMAX40,000ポイント取得可能な点など。

異なる点はコロワイドは500株以上の株主に一律で同額のポイントを付与するのに対して、アトムは保有株数に応じて付与されるポイントが違うことです。

アトムのほうが少額で投資して優待をゲットしたい人には向いているといえます。同じ年間40000ポイントの付与ですが、コロワイドの500株取得とアトムの1000株取得の必要費用も、アトムのほうが安く済むしね。(2019年2月現在の株価で計算)

あとポイントの発行がコロワイドは年に4回あるのに対して、アトムは2回ということですが、まあこれはあまり問題はなさそうですね。

コロワイドとアトムの株主優待カードが使える店舗一覧

株主優待カードはコロワイドグループの多くのお店で使用可能ですが、一部利用できない店舗もあります。先に使えないお店を一覧で紹介していきますね。

牛角、牛角ビュッフェ、牛角次男坊、温野菜、かまどか、土間土間、ぶっちぎり酒場、とんかつ さくら、フレッシュネスバーガー、クラウンハウス、フレッシュネスカフェ、シルスマリア、バンノウ水産、なにわ味 贔屓屋 奈良本店、炉端長屋 一一 富山店、ステーキとローストビーフ丼のお店 宮

株式会社レインズインターナショナルの店舗(牛角、温野菜など)と株式会社フレッシュネスの店舗(フレッシュネスバーガーなど)はコロワイドグループですが株主優待が利用できないので注意が必要ですね。

次はコロワイドとアトムの株主優待カードが使える店舗を紹介しています。

利用できる店舗はとても多いのですが、コロワイドグルメサーチを参考に一覧にしました。店舗数が多く利用しやすそうなチェーン店は独断で赤色マーカーを引いてあります。

居酒屋・ダイニングバー

北の味紀行と地酒 北海道手作り居酒屋 甘太郎、うまいもん酒場 えこひいき、遊食三昧 NIJYU-MARUうまいものいっぱい いろはにほへと美酒・創菜ダイニング 寧々家、地酒とそば・京風おでん 三間堂、Foodiun Bar 一瑳、なにわ味 贔屓屋(奈良本店、加古川店では使用不可)、和処ダイニング 暖や、魚活鮮とあぶり焼 海へ、海と大地の味便り 春花秋灯、魚活鮮と炙り焼き 寧々家、贔屓屋、炭火焼処 鳥の蔵、旬香庭 麟 Garden、やきとん酒場 ぎんぶた、やきとりセンター、フレンチーナ、THE DAD BOD(ザ・ダッドボッド)、大衆酒場 3・6・5酒場

レストラン

ステーキ宮ゆであげパスタ&焼き上げピザ ラパウザ、ウルフギャング・パック、シーサイドイタリアン カンティーナ、和牛ステーキ 桜

回転すし

かっぱ寿司にぎりの徳兵衛、海鮮アトム、廻転すし 海へ

焼肉

焼肉家 味のがんこ炎&がんこ亭、カルビ大将

和食

かつ時、尾張とんかつ専科 銀豚

カラオケ

カラオケ 時遊館、カラオケ デイ・トリッパー

ラーメン

ら行 風神社中

カフェ

なぎさ橋珈琲

個人的には「かっぱ寿司」が使えるのがとっても嬉しいですね!

他の4大回転寿司チェーンのスシロー(スシローグローバルホールディングス)、はま寿司(ゼンショーホールディングス)、くら寿司(くらコーポレーション)も株主優待はありますが、数万円単位の優待券を得る時の利回りなどを考えると、コロワイドの圧勝です。

あとは「カルビ大将」の焼き肉食べ放題で使えるのもありがたいです。こちらも有名な焼き肉食べ放題チェーンの焼肉きんぐ(物語コーポレーション)と比べると圧倒的に高利回り。

私はこの2店で年間4万円分使っています。

コロワイドとアトムの株主優待カードの使い方

初めて株主優待を取得したときに株主様ご優待カードというものが送られてきます。

以降は時期が来る度、このカードにポイントが加算されていくので、大切に保管しておいて下さいね。

カードの送付やポイントの付与は優待月の3ヶ月後くらいになります。

ちなみにコロワイドとアトムはカードが別なので、両方取得するとカードが2枚になります。また利回りが下がりますがカッパ・クリエイトの株主優待も取得している場合は3枚ですね。

使用するときはレジで店員さんに株主様ご優待カードを渡せば問題ありません。残高ポイントが確認できて、何ポイント使用するか聞かれるので、答えてあげましょう。

1ポイント単位で使用できるので、基本的には全額ポイントで支払えば問題ないと思います。

カードを紛失してしまったときは再発行が可能ですが、手数料として残高から500ポイントが差し引かれた状態での再発行となるそうです。

他の会社の株主優待では金券が送られてくることも多いですが、コロワイド、アトム、カッパ・クリエイトは転売防止のためか、カードタイプになっていますね。個人的にはかさばらないし端数も無駄なく使えるしとっても良いと思います♪

コロワイドとアトムの株主優待の廃止リスク

さて、ここまででコロワイドとアトムの株主優待をオススメすることばかりを書いてきました。

ただこれだけの利回りの株主優待があると、逆に不安になってしまう人も多いのではないでしょうか?

常識的に考えて株主への還元が多すぎて、経営に負担がかかってしまうことが懸念されますもんね。株主優待の廃止や改悪も可能性としては考えられます。

「コロワイドの株主優待はいつまで続くんだろう?」

「アトムの業績がイマイチだけど株主優待の改悪はないのかしら?」

疑問ですよね。

私としては株主優待の廃止リスク、改悪リスクはもちろんありえると考えています。そりゃそうだ、他の企業よりも株主への還元が多ければその分利益が少なくなるもんね。

ただ一方ですぐには廃止や変更をすることはないと思えるような材料もあります。希望も含めてそのあたりをまとめてみます。

コロワイドはすかいらーくと違って高利回り優待を長年継続している

コロワイドと同様に高還元の株主優待で有名なのがすかいらーく(3197)です。でも優待目的で現物株式を保有するのなら私はコロワイドをオススメしてます。

なぜならすかいらーくの株主優待は2017年に一気に3倍に増額したばかりだからです。そしてその後株価が上がると、筆頭株主だった投資ファンドのベインキャピタルがすかいらーく株の売却を始めたため、「大株主に高値で売り抜けさせるために優待を一時的に拡充したのでは?」という懸念が広がりました。

2019年2月現在でもすかいらーくの株主優待は廃止や変更はありませんが、大株主の売却が終わった後にすぐ元の優待内容に戻すと露骨すぎるから、数年継続してから変更する予定なのかもしれません。(勝手な予想ですけど)

すかいらーくの2018年通期決算では、営業利益が前年比52億円減の-19%という大幅減益になっています。2018年度通期決算説明会資料には「株主優待の影響により減益(34億円)」とはっきりと記載してあります。

これに伴い、年間配当が1株あたり38円から19円と2分の1になっています。まあ減配したから逆に株主優待については今後も変更しないという見方もできますけど。

一方でコロワイドは2000年代の初頭にはすでに年間40,000円分の優待券を発行していたようで、20年近くの歴史があります。

もちろん長年継続しているからといって今後も続くとは限りませんが、少なくとも突然株主優待の負担により減益となり、優待内容変更という流れはなさそうですよね。

ちなみにコロワイドの優待廃止や減額の噂は10年以上も前からあったようです。

株主優待を廃止すると株価の大暴落が目に見えている

株主優待が充実している企業の株主は日本人の個人投資家の比率がすごく高いです。すかいらーくなんかもすごく高いですが、もちろんコロワイドも国内個人投資家の比率が75%くらいと高くなっています。

これは外国人投資家や大口の機関投資家にとっては株主優待のメリットがあまりなくて、個人投資家への還元が多いことが原因です。

逆に言うとコロワイドの株主の多くが株主優待を期待して株式を保有していることになり、株主優待の廃止や減額が株価に与える影響は、国内個人投資家の比率が低い銘柄に比べると圧倒的に大きくなります。

なのでよほど追い詰められない限りは業績が少しくらい悪くても優待は継続するような気がしています。

株主優待の廃止リスクが気になる方

とはいえやはり株主優待の廃止・改悪のリスクが気になるという方は、クロス取引(つなぎ売り・優待タダ取りとも言われる手法)での株主優待の取得をオススメします。

コロワイド、アトム、カッパ・クリエイトは一般信用売を用いてクロス取引ができる銘柄なので、株主優待の廃止リスクを無視して、株主優待をゲットできます。

しかも株価の変動リスクもないので、株安が起きそうな時期でも安心です。

クロス取引のやり方は以下の記事にまとめていますので、興味のある方は読んでみて下さい。

コロワイドは超人気銘柄ということもあり、1ヶ月以上前には一般信用売り在庫がなくなることも多いので、早めの取得をオススメします。

以上、「コロワイド(7616)の株主優待がオススメ【使い方・店舗・廃止リスク】」でした。

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