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ラクマの手数料は無料じゃない!販売・決済・振込手数料をまとめるよ

フリマアプリのラクマって手数料無料だよね!

確かにそういうテレビCMをやっていた時代もありましたね・・・。間違いなくその頃は「販売手数料」が0円でした。

しかし2018年6月からルールが変わり、3.5%の販売手数料が発生するようになりました。ラクマへの出品でお小遣いを稼いでいた人にとってはちょっと痛い改定(改悪?)でしたね。

ラクマ、メルカリ、ヤフオクなどのフリマアプリでは販売手数料以外に発生する可能性がある手数料として、購入(決済)にかかる手数料、売上金の口座への振込にかかる手数料があります。

この記事ではラクマを利用する上で覚えておかなければいけない、手数料に関する情報を書いていきます。

ラクマの販売手数料

ラクマでは旧フリルの時代から長年販売手数料が無料でした。女優の川栄李奈さんのテレビCMとかが印象的♪そのため今でもタダでモノが売れると勘違いしている人も多いかもしれませんね。

しかし現在は商品が売れたときに商品価格の3.5%の手数料が発生します。この点について細かく見ていきましょう。

手数料無料と手数料3.5%ってどのくらい違うの?

私が以前ラクマで売ったANAの株主優待券を例に挙げてみます。国内線の飛行機の運賃が半額になる優待券の4枚セットを、送料無料の13,400円で購入していただきました。

ちなみに株主優待はクロス取引(つなぎ売りや優待タダ取りとも言われる方法)で入手したので、1万円以上の利益♪クロス取引に興味がある方はこちらの記事で詳しくやり方を解説しています。

超初心者向け!株主優待つなぎ売りのやり方を世界一わかりやすく解説♪
初心者向けに株主優待のつなぎ売り(クロス取引・優待タダ取り)のやり方を解説します。信用売できる銘柄が多いカブドットコム証券の画面で、優待の探し方、一般使用売の注文方法、現物買の注文方法、品渡(現渡)の方法から優待が届くまで、すべて教えます。

販売手数料が0円なら13,400円から送料を差し引いた分がまるまる自分のお金になります。送料はかんたんラクマパック(日本郵便)のゆうパケットで179円(税込)だったので、13,400ー179=13,221。13,221円が売上金ですね。

しかしこれが販売手数料3.5%となると13,400×0.035=469。469円が販売手数料となるので、13,400ー469ー179=12,752。12,752円が売上金となります。

これくらいなら許容範囲のような気もしますがいかがでしょうか?メルカリやヤフオクのフリマ出品だと10%の手数料が取られるので、手数料だけで1,340円も引かれてしまいます。これはちょっと高いかなって思いますね(*^^*)

なぜ昔のラクマは販売手数料が無料だったの?

ラクマ(旧フリル)は販売手数料無料でどうやって利益を出していたのでしょうか?不思議ですよね。

これは簡単な話でまったく儲けていなかったんだと思います。というより間違いなく赤字だったはず。

一般的に企業が無料サービスで収入を得るにはYouTubeのように広告を出して稼ぐ方法が考えられます。でもラクマのアプリ内にはそういった広告すら表示されていなかったんですよね。

じゃあなんで赤字を出してまで販売手数料無料で運営を続けていたかというと、圧倒的な利用者数を誇るメルカリになんとかして対抗するためでしょう。

メルカリはテレビCMなどの宣伝効果で上手にユーザーを集めてフリマアプリ業界では一人勝ちの状態。2016年にはあのLINEでさえ利用者を増やせず、LINEモールというフリマアプリを終了させています。

ラクマは手数料無料のメリットを前面に押し出してメルカリから利用者を奪えば、あとから手数料を取るように改定して赤字を取り戻せるという考えだったんだと思います。その戦略を取れるだけの資金力があるのが楽天の強みですね。

今後ラクマの販売手数料が3.5%から上がる可能性はあるの?

そして現在は販売手数料が3.5%になっているわけですが、この料率は今後も上がる可能性が十分にあります。なにしろ王者メルカリは10%の手数料を取っていますからね。多分段階を踏んで5%、7.5%のようにじわじわ上がっていくことが予想されます。

今のようにスマホが普及する前までは個人間の取引といえばヤフオクの独壇場でした。ヤフオクも販売手数料を3%、5%、8%と値上げしていった歴史があります。

ただ私の勝手なイメージではそう早い段階では販売手数料は上げない気もします。だってラクマってまったくメルカリからユーザーを奪えてる気がしないんだもの。どちらも同じような条件で検索したり販売したりしても、出品される速度や売れる速度がダントツにメルカリが早いです。その差は歴然。

ぶっちゃけ「販売手数料無料の期間でもっとユーザーを獲得できる予定だったけど、思った以上に伸び悩んでとりあえず手数料3.5%に上げて今に至ります」って感じがするんだよね(*^^*;)

楽天はクレジットカードや楽天銀行、楽天ポイントなど、ラクマでも自社サービスの利用を促進できるメリットがあるので絶対に負けたくないところ。利用者としてはできれば3.5%の手数料のままで、より良いサービスを期待したいものです。

ラクマの販売手数料を安くする方法

ラクマの販売手数料を安くする方法は送料無料で「配送料の負担」を着払い(購入者が負担)にすることです。販売手数料は商品が売れたときの販売価格にかかってくるので、購入者が送料を負担する場合は送料分にかかる手数料を減らすことができます。

軽くて値段が安いものの場合は使いにくい方法ですが、大きいものを発送するときなどはこの作戦を使うのもアリかも。

例えば送料が1,000円かかる電子レンジを購入者が1万円で買えるように出品したとしましょう。

送料無料の場合は10,000円送料無料で出品し、売れたら350円が販売手数料となります。

ところが送料を着払いにすると、9,000円で出品ができるため、売れたときの販売手数料は315円となり、送料無料の場合よりも35円お得なります。

この方法はメルカリでも使えるので、わずかでも販売手数料を安くしたい場合は検討してもいいかもしれませんね(*’▽’)

ただ現実問題、送料無料商品のほうが圧倒的に売れやすいので、人気商品とか以外は結局送料無料出品したほうが良い場合が多いです。多少の販売手数料の優位性よりも売れづらくなるデメリットの方が大きいんですね。

ラクマの決済手数料

ラクマで商品を購入するときに様々な支払い方法があります。中には決済手数料が必要な支払い方法もあるので、一覧にしてみました。

支払い方法 決済手数料
ポイント/売上金 0円
コンビニ 100円
郵便局/コンビニATM 100円
クレジットカード 0円
楽天ペイ 0円
d払い 100円
LINE Pay払い 0円
携帯キャリア払い 100円
Paidy払い(翌月払い) 0円

コンビニ、郵便局/コンビニATM、d払い、携帯キャリア払い以外ですと手数料無料で購入することができます。大学生や社会人ならクレジットカード決済をする人が多いので、ほとんど手数料無料で購入してるんじゃないかな。

楽天カードなどのポイントが付与されるクレジットカードを使用するのが、一番お得に購入出来ると思います(*’▽’)

ラクマの売上金の振込手数料

ラクマで販売をすると売上金が貯まります。この売上金はラクマでの商品購入にも使用できますが、自分が持っている銀行口座に振り込んもらって現金化することもできます。

ただし売上金を振り込むときに手数料がかかる場合があるので注意しましょう。以下に振込手数料について記載します。

10,000円未満の振込申請:楽天銀行宛216円 その他の銀行宛216円
10,000円以上の振込申請:楽天銀行宛 0円 その他の銀行宛216円

無料で売上金の引き出しをしようと思ったら、売上金が1万円以上ある状態で楽天銀行宛に振り込まなければいけません。それ以外の条件では216円の手数料が差し引かれます。

もし利用頻度が多くなくて1万円まで達成できない場合は、換金せずにラクマでお買い物をした方が良いかもしれませんね。

というのも売上金には振込申請期限というものがありまして、売上金として反映された日から1年が過ぎた代金は、振込申請および購入時の利用ができなくなるんです。

1万円以上の売上金がある場合でも楽天銀行に口座を持っていなければ、手数料がかかってしまうので必ず楽天銀行の口座は作っておきましょう。

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ラクマのその他の手数料

ラクマで利用者が支払う可能性がある手数料は販売手数料、決済手数料、振込手数料の3つだけです。

商品一点当たりにかかる出品手数料や、最初の登録料、利用するのに必要な月額手数料などは今のところはありません。

以上、「ラクマの手数料は無料じゃない!販売・購入・振込手数料をまとめるよ」でした。

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