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はてなブログとWordPressはどっちが稼げる?3年間使い倒した結論

様々なブログの収入報告記事を見て、収益化ブログを作ろうと思った時。

はてなブログを使うか、WordPressを使うかの二択で悩む人は多いと思います。

「本格的にやるなら最初からWordPressがオススメ」とか「はてなブログははてなブックマークの力などで初心者でも上位表示されやすいからオススメ」とかネット上には様々な意見があります。

私ははてなブログとWordPressの両方でブログを運営しており、どちらも3年間以上続けています。またFC2ブログ、Seesaaブログ、ライブドアブログなど、その他のブログサービスもいろいろ試してみたこともあったり・・・(続けてないけど)。

そんな私がはてなブログとWordPressのどちらをオススメするのか。どちらがよりお金を稼げるのか。双方を比較し、メリット・デメリットを説明した上で結論を述べたいと思います。

はてなブログとワードプレスの二択の理由

そもそもはてなブログとWordPressの二択というより、本来は「WordPress」と「その他のブログサービス」という比較が正しいと思います。

それくらいWordPressはブログ界において大きな存在であり、他とは一線を画すメリットがあると思って下さい。

で、その他のブログサービスの中ではてなブログを比較対象としているのは、私が今まで使ってみたWordPress以外のブログサービスでは圧倒的に使い勝手が良かったからです。

あまり批判的な意見を書きなぐっても仕方ないので細かい点は割愛しますが、収益化ブログを作ってお金を稼ぐことが目的としてあるのなら、アメブロなどの収益化しにくいサービスは外した方が無難でしょう。

個人的にはブログサービスのおすすめ順としては、はてなブログ≫FC2ブログ>Seesaaブログ≧ライブドアブログという感じ。

これらのブログサービスは無料で利用できますが、収益化の観点から考えたら有料プランを選択する必要があります。そのため有料プランも含めた比較をしての順位となっています。

はてなブログの特徴・メリット・デメリット

はてなブログはSEOに強い

無料ブログサービスの中でははてなブログはSEOに強いほうだと思います。私のブログ運営経験からも実感していますし、日常的にウェブ検索していてもその他のブログサービスよりも上位表示されているケースが目立ちます。

稼げるブログを作りたいと思ったらアクセスアップのためにSEOの強いブログサービスを使うのは必須条件。1ページ目に表示されるのと2ページ目に表示されるのではまったくアクセス数が違いますもんね。

実際「クレジットカードの読みもの」というブログははてなブログを利用して「クレジットカード」という超超超ビッグワードでGoogle検索1位をキープしていました。しかもはてなドメインをそのまま使っていたので驚きです。

「クレジットカードの読みもの」は現在は独自ドメインを取得し、少し検索順位も落ちています。

ただはてなブログはSEOに強いというのは無料ブログサービスの中で比較した場合のお話。やっぱり長くブログを続けていくとWordPressの方が安心だと思います。

というのもGoogleの検索エンジンを開発する部門の責任者が公式で「SEO対策を考えてWordPressを選択することは良い選択である」と言っているからです。

検索結果はどんどん新しくなっていくので、以前まで稼げていた人が急にアクセスが激減して無収入になることも。基本的にはGoogleの考えについていくのが一番安全ですよね。

使いやすいエディター画面

こちらも無料ブログサービスの中での比較になりますが、はてなブログはエディター画面が使いやすかったです。エディター画面というのはブログの記事作成画面のこと。

ここでテキストを入力したり、文字を太字にしたり、写真を挿入したり、アフィリエイトリンクを入れたり様々な編集を行います。

ブログで稼ごうと思ったらとにかく良質な記事をガンガン書かなくてはいけません。でも文章を書く機能が使いにくかったら全然執筆が進まないんですよね。

別に慣れれば他のブログサービスでも大差ないのかもしれませんが、個人的にははてなブログは一番操作しやすかったです。

ただし使いやすいのはMarkdown記法を使った場合の話で、見たままモードは個人的には改行などの仕組みがわかりにくかったです。

はてなブックマークによる拡散力

はてなブックマーク(略してはてブとも言われます)というサービスは知っていますか?

オンライン上に自分のお気に入りのサイトやブログをまとめておく機能で、ブラウザ上のブックマークと異なり自分の端末じゃなくても購読サイトを読みにいきやすいメリットがあります。

また、はてなブックマークが短期間にたくさんついたページはホットエントリーといって、はてなブックマーク上の目立つ位置に掲載されます。これがアクセスアップに繋がってくれるんですよね。

別にはてなブックマーク自体ははてなブログに限らず付けてもらえるし、ホットエントリーに掲載もされます。ただはてなブックマークもはてなブログも株式会社はてなのサービスなので、はてなブログの方が圧倒的にはてなブックマークを集めやすい感じ。

私はあまり注目を集めるような内容の記事を書けないのであまりメリットに感じたことはないのですが、短期的にアクセスを稼ぐにはとても向いていると思います。

はてなブログはスタートダッシュが早い

WordPressは陸の孤島と表現されるくらい、最初は誰もアクセスしてはくれません。

はてなブログの場合は多少なりともはてなへの露出があるため、最初から少しはアクセスがあります。また、自分から他のはてなブロガーへはてブを付けたり、スターを付けたり、読者登録をしたりすると、存在をアピールすることができます。

そうやって横の繋がりを持つことでモチベーションの継続になるんですよね。実はこれが結構大事で・・・。

私もそうでしたが新しくブログを始めたのは良いものの、すぐに飽きてしまって続かなくなる人って多いと思うんです。気合を入れて5000文字の記事を何個も書いているのにアクセスがほとんどない状態が1ヶ月も続くと、さすがに疲れちゃいますもんね。

そんなときでもコメントやスターを貰えたりすると「読んでくれてる人もいるんだ」って思えて、また記事を書く力になります。

WordPressがどんなに優れたサービスでも稼げるようになるまで継続できなければ意味がありません。SNSなどでネット上での絡みを得意としている人ははてなブログは向いていると思います。

はてな互助会という存在

これは一応デメリットと言えるんですけど・・・はてなブログにははてな互助会と呼ばれるものがあります。これははてなブックマークを付け合う人達のこと。

はてなブックマークはアクセスアップに繋がりやすいので、それを利用しようという悪質なユーザーもいるということですね。ただもちろん相互にブックマークをつけるという行為自体は悪いことではありません。

それが本当に役に立つ記事で、「あとから見直す可能性もあるしブックマークしておくか」という感じでブックマークをし合っているのなら健全です。しかし中にはただアクセスアップだけを目的にして、ほとんど中身も読まないで適当にはてブを付けているような人も存在します。

泣いている死語ネコ

このような行為があるからか、ホットエントリー入りするのに必要なはてブ数がだんだん多くなっている気が・・・。

もちろん自分が参加しなければ良い話ですが、「始めのうちにはてブを付けてもらって、その人のブログを読みに行ったら面白い記事があったのではてブを返した。その後自分が新しい記事を書く度にはて部をくれるので、こちらからも返すようになった」という感じで知らない間にぬるっと互助会入りしている可能性もあるので注意が必要です。

とはいえそんなユーザーばかりではないので、一応その知識を持った上ではてなブログを始めれば問題ないかなと思います。

大見出しがh3

これは細かい話ですが絶対におかしいと思うのでデメリットとして挙げておきます。

ブログには見出しを設定できて通常は記事タイトルがh1、大見出しがh2となっていくのですが、はてなブログはなぜかh2がなく、いきなりh3になります。

これはあまり構成的によろしくないので、必ず修正したほうが良いのですが、多分初心者の方はh2とかh3なんて知らずに書いている場合が多いと思います。

ほとんどの大手はてなブロガー達はh2に自分で修正しているので、はてなブログを始める初心者の方は「はてなブログ h2」などで検索して調べてから記事を書き始めましょう。

私はMarkdown記法で書いているので、大見出しのドロップダウンメニューを選択すると「###」が入力されるのですが、手動で一つ削除して「##」にしています。

WordPressの特徴・メリット・デメリット

WordPressはSEOに強い

はてなブログの特徴の方でも書きましたが、WordPressはGoogleが認めているソフトウェアで、検索にはとても強いです。

有名人でもなければ、結局のところアクセスアップは検索流入に頼るしかありません。はてなブックマークの力で記事がバズったりしてもそれは一時的なもので、継続的な収入には結びつかないもんね。

私の場合ははてなブログでさえも98%以上が検索流入なので、とにかくSEOに強いブログサービスが好き。

とはいえもちろん良質なテキストコンテンツがなければもちろん上位表示はされませんので、とにかく記事の質を高めることが大事なんですけどね(*’▽’)

記事の中身≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫ブログサービス

なので、ほんの少しでも上表示できる可能性を上げるために、WordPressやはてなブログを選択しています。

で、ほんの少しでも上表示できる可能性を上げるために、WordPressやはてなブログを選択しています。

困った時の情報量が多い

WordPressは世界中で利用されているCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)で、日本中のブロガーも愛用しています。

そのため「あれ、これってどうやるんだろう?」と思った時に検索をかけるとすぐに答えが出てきます。これって結構重要で・・・ブロガーはとにかく記事を書きまくってお金を稼ぐお仕事なので、困った時はさっさと解決してタイピングを進めたいんですよね。

あれやこれやとデザインや機能をいじくって「あーでもない、こーでもない」とやっているのは本当に時間の無駄。はてなブログも無料ブログサービスの中では比較的情報量が多いほうだと思いますが、WordPressには及ばないかなと感じます。

デザインや機能の自由度が高い

WordPressははてなブログよりも自由度が高いブログ作りが可能です。というかブログではなく情報サイトのような形での運用も可能になってきます。

これはデザイン面でもそうですが、機能面でもプラグインを入れることにより、様々なことが可能になります。

例えばハンドメンドアクセサリーの作り方を解説するブログを作ったとしましょう。「解説だけでなく、そのまま販売もブログ上でやってしまおう」と思ったら、ブログ上にショッピングカートの機能をつけることだってできます。

また、ブログ作成におけるダッシュボードもカスタマイズができます。例えばブログを書く時に毎回同じタグをコピペするのが面倒なら、AddQuicktagというプラグインを使えば、エディタ画面からクリック一つでタグを挿入できます。

あまりにも難しいことをやろうと思うと知識が必要になってきますが、とにかくWordPressはできることの範囲が広く、自由なブログ運営が可能になります。

最初は結果が出にくい

はてなブログは始めたての頃でも多少は露出があるので、少しはPV数があります。これは他の無料ブログサービスでも同じような感じ。

でもね、WordPressは本当にひとりぼっち・・・。自分からアピールしなければ、記事を書いても全然誰も見に来てくれない期間が続きます。

ちなみにこのMoney Topics(WordPressで運営中)は最初の1ヶ月間のアクセス数はたったの20。平均すると1日1アクセスもない・・・。まあ1ヶ月で4記事しか書いていなかったせいもあるんだけど。

私は他にもWordPressで運営しているブログがあるのでこんなのは想定内だったから良いんだけど、初めてブログをやってたら多分心が折れてるんじゃないかな。最初にアクセスがないというのはWordPressのデメリットですね。

ただWordPressはアクセス数が増えるまでに記事がたくさん必要という情報は間違いです。たまにそういう情報が書かれているサイトがあって、中には「100記事書いたらアクセスが増え始める」とかいう都市伝説も。

結局はコンテンツ内容次第になってくるので、中身スカスカなクソ記事を100個書いてもアクセス数はまったく伸びません。逆に私は4記事だけ入れて放置してしまっているWordPressブログがあるのですが、月に8000PVもあります。

そのブログも最初の1ヶ月間は180PV程度。2ヶ月目、3ヶ月目とだんだん右肩上上がりにPV数が増えていきました。

シンプルに考えて新規のサイトはGoogleがしばらく様子見をしていて、ちゃんと読んでいる人が長く滞在しているか等を総合的に判断して検索順位を少しずつ上げてくれるのだと思います。

WordPressの場合は最初はアクセスが少なくてもこんなものと割り切って、運営を続けていく必要があります。

はてなブログも最初の頃の検索からの流入に関しては、WordPressと大差ない場合が多いです。ただ系列サービス経由などで見てくれる人が少し多い分、Googleに認めて貰えるのが早い場合もある印象。

サーバー代とドメイン代が必要

WordPressは基本的に自分でレンタルサーバーを借りて、独自ドメインを取って運営します。無料でWordPressブログを運営する方法もありますが、私はオススメしません。

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無料レンタルサーバーのワードプレスで収益化ブログ作成をオススメしない理由
過去のブログ運営の経験上、無料レンタルサーバーのワードプレスで収益化ブログ作成はオススメできません。無料サーバーではアクセスが集まらず稼げなかったからです。無料にこだわる方は無料ブログサービス、ワードプレスが使いたい方は有料サーバーを使用しましょう。

ただ収益化ブログを作ろうと思ったらはてなブログでも有料版を契約しなければいけないわけで・・・。WordPressブログを運営する場合のサーバー代、ドメイン代ははてなブログproよりも少し高くつくくらいですね。

はてなブログproは2年コースなら月600円、WordPressブログのサーバー代とドメイン代は会社などによって異なりますが月1,200円程度はかかる感じ。

ブログ運営で収益化に成功すればこのコストはすぐ取り返すことができるようになりますが、できるだけ安く済ませたい場合ははてなブログの方がいいかも。

結論!はてなブログとWordPressはどっちがいいの?

WordPressとはてなブログ、どちらが良いのか問題。

今の私なら迷わずWordPressを選択します。これは自由度の高さやSEOの強さなどもそうですが、ブログスタイルも理由の一つ。

私は検索からの流入だけを考えて記事を作り、検索した人が読んで満足できるようなコンテンツを作ります。そしてブログを作る理由はお金を稼ぐのが目的で、特にブロガー同士での交流などを望んでいるわけではありません。

こういうスタイルで運営するブロガーにとっては、はてなブログを選択するメリットってあんまりないんですよね。

ブログを収益化して副業でお金を稼ぐ、あわよくばそのまま本業にしてしまいたい!くらいの意気込みがある方の場合は、WordPressで始めることをオススメします。

ただしはてなブログもとても良いサービスなので、はてなブログで始めたからといってその選択が間違っているとは思いません。というか他のブログサービスじゃなくてはてなブログを選んでいることは、むしろ良い選択をしていると思います。

どちらのブログでもアクセスアップを考えて丁寧に記事を書けば、十分な収入を得ることが可能ですよ。

以上、「はてなブログとWordPressはどっちが稼げるか。3年間使い倒した結論」でした。参考になれば嬉しいです。

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