米(コメ)の値上がりが続く理由。3年間で6割の価格上昇も!

稲と田んぼ 生活費
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近年は米(コメ)の価格上昇が止まりませんね。

私は楽天市場で購入しているのですが、2014年くらいまでは値下がり傾向だったものの、2015年終わり頃から2016年、2017年、2018年と値上がりが続いています。

楽天でのお米の購入履歴

こちらの画像は私の購入履歴からキャプチャしたもの。赤枠で囲ってある「商品単価:2,698円」というのが当時購入した価格です。画像は現在店舗が使用しているものが表示されるので、2018年9月時点で4,298円に値上がりしています。

何度かにわけてじわじわと上がっていたのですが、なんと1,600円もの値上げをしているんですね。割合でいうとこの3年間で60%も価格上昇したことに・・・( ゚Д゚ )

私は健康のために玄米を購入しているのですが、当時は玄米10kgの送料無料商品ではこの「くるりのお米屋」さんが最安だったと思います。白米だったら2,000円そこそこの激安商品も他店にありましたけど。

もちろん量に関係なく、20kgや30kgのお米も値上がりしていますし、このお店に関わらず、どのお店も割合に多少の差異はあってもほとんど値上げをしています。

その結果、業務用のお米の価格も上昇し、外食産業の値上げやコンビニおにぎりの量が少なくなる(実質値上げ)など、家計を直撃する結果となっています。節約生活をしていると特に食費の負担割合って大きいんですよね。

ではここ数年に渡ってお米の値上がりが続いている理由はなんでしょうか?気になって調べてみましたのでこの記事ではその理由をまとめたいと思います。

お米が値上がりした理由は国の政策にあり

普通はお米の値上がりの原因といえば天候不良による不作などが思いつきますが、今回の価格上昇の原因は別のところにあります。

それは人間が食べるためのお米を作るのを止めて、家畜用のお米を生産する農家が増えたことです。

実はお米には家庭用米や業務用米などの人が食べるためのお米と、家畜のえさになる飼料用米があります。そして国は飼料用米を作る農家に手厚い補助金を出しているのです。

なぜそのようなことをしているのか?それを知るために今まで国が行ってきた減反政策からお勉強していきましょう。

減反政策はお米の供給過剰が続いたことから、米の生産数量目標を農家に国が配分した政策。こうすることで米の生産量を調整し、価格の下落を防ごうとしたわけです。

また、お米以外の作物に転作した農家に対して国が補助金を出すことによって、農家を守る仕組みでもありました。ところが1971年から続いてた減反政策は農家の競争力が上がらないとして、2017年で廃止されることなりました。

しかしお米を作って生計を立てている農家は多く、国としてもいきなり関与を止められる状況でもなかったため、飼料用米を作る農家への補助金を増やすことにしたのです。

その結果、「人間用のお米を作るよりも、家畜用のお米を作った方が補助金込みで計算した場合に儲かる」という環境ができてしまいました。当然農家の人たちはそちらに転換することになりますよね?

ちなみに飼料用米の卸売り価格は1キロ20円ほど。人間が食べる業務用米の卸売り価格が200円程度なので普通に飼料用米を作っていたら売上は10分の1です。その差を埋めてさらに利益が上回るような補助金が出ているということになります。

これが人が食べるためのお米を作るのを止めて、家畜用のお米を生産する農家が増えた原因となります。

こうして人間用のお米の生産量が減っていったことが、近年のお米の値段が高くなっていることの一番の理由です。

正直な話、消費者としては、自分たちの払っている税金から補助金が出ている上に、その補助金のせいで価格が高騰した米を買わなくてはいけないので、いい迷惑です。

私が楽天やアマゾンなどのネットでチェックしている限りでは、こしひかりやあきたこまちなどの単一原料米では10kgで4,000円前後、クズ米も含む複数原料米(ブレンド米)では10kgで3,000円前後くらいが最近の相場だと感じています。

お米を安く買う方法

内容量の多いものを買う

当然ですが1kgあたりの値段は「5kg<10kg<20kg<30kg」と内容量が増えるごとに安くなっていきます。冒頭で例に出した「くるりのお米屋」の玄米(ふさこがねという品種)は10kgだと4,298円ですが、30kgだと10,498円です。

私は2016年1月にふさこがねの30kgを購入した履歴がありますが、その頃は7,998円でした。こちらも2,500円とかなり値上げになっていますが、値上がり率は30%ほどと、10kgのお米よりは軽減されている印象。

上記の文章における価格情報は2018年9月時点のものです。お米の値上がりは今後も続く可能性があります。

値上げ値上げと書いているので「くるりのお米屋」の印象が悪くなるかもしれませんが、私は美味しい玄米を他より安く提供してくれるこのお店がお気に入りです。

安いブレンド米を買うとあまり美味しくなかったり、籾殻が多かったりするので、私は今でもふさこがねを購入していますよ。

意外とスーパーの方が安いこともある

これは地域によっても時期によっても違うかもしれませんので参考程度に。

以前のお米が安かった時期は、店頭で買うよりもネットの方がかなり安かったイメージがあります。しかし値上がりが続いた2018年現在で見てみると、意外とスーパーに並んでいるお米の方が安いことも。

私が住んでいる地域(愛知県)では安い単一原料米10kgが3,000円程度で販売されています。まあ白米なので玄米派の私は購入したことがなく、味はわかりませんけど。

お値段だけで見たら単一原料米としてはネットよりも安い印象。ネットで買うようになってスーパーなどの店頭価格を一切チェックしていなかった人(私です)は、一度確認してみるといいかもσ(*・∀・)

以上、「米(コメ)の値上がりが続く理由。3年間で6割の価格上昇も!」でした。

 

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