バフェットが推奨するS&P500に投資するオススメの方法【ETF・投資信託・CFD】

S&P500に投資したい! 投資信託
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現金の10%を政府短期債で、残り90%はS&P500のインデックスファンドで運用するよう指示しました(超低コスト投信で知られるバンガード社の投信を勧めます)。

2013年の「バフェットからの手紙」に自分の妻への遺言として書かれていた文章です。

世界一の投資家ウォーレン・バフェットは、お金のプロではない家族に対してS&P500株価指数に連動する低コストのインデックスファンドを勧めています。

このお話をどこかで聞いて、「S&P500に投資したい!」と考える人も多いはず。

S&P500に投資する方法はいくつかありますが、2018年7月に登場した「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は投資初心者にとってもおすすめ!

今回の記事では米国ETFのVOO、国内ETFのSPDR S&P500 ETF(1557)、投資信託のiFree S&P500インデックス、GMOクリック証券CFDの米国500などと比較しながら、S&P500に投資する方法を初心者向けに詳しく書いていきます。

S&P500って何?

S&P500というのはアメリカの投資情報会社「スタンダード・アンド・プアーズ社(S&P)」が算出しているアメリカの代表的な株価指数(インデックス)です。500社ほどの株価を基にしているのでS&P500といいます。

日本でいうとTOPIX(トピックス)が近いのかな。それのアメリカ版って感じ。

アメリカの株価指数だと「NYダウ」の名前もよくニュースとかで聞くと思いますが、ダウは30社の株価から算出されているのでS&P500に比べると分散力が少ないんです。

他にも「S&P500は時価総額加重平均型株価指数なのに対して、ダウは平均株価を指数化したもの」という違いもありますが、ちょっと難しいのでここはスルーで大丈夫。

株価などと同じでアメリカの景気が良くなれば上昇し、不景気になれば下落します。

S&P500に投資する方法は4つ

海外ETF

ETFとは特定の指数(日経平均とかNYダウとか)に連動するように運用されている商品のこと。日経平均とまったく同じ値動きを自分で実現するには、日経平均に採用されている225銘柄の株すべてを買わなくてはいけないため、個人の資金では通常はなかなかできません。でもETFなら一般ピープルでも買い付けることが可能になります。

S&P500に連動する海外ETFはバンガード・S&P500 ETF(以下VOO)、iシェアーズ・コア S&P500 ETF(以下IVV)、SPDR S&P500 ETF(以下SPY)があります。

この3つの中でのオススメは信託報酬が0.04%で激安のVOOかIVVになります。信託報酬というのはETFを保有している間に年間にかかる手数料のようなもの。SPYは0.09%と他の2つより少し高めになっています。

同じS&P500に連動する海外ETFなら基本的に値動きも同じなので、シンプルに手数料の安さで選んでしまえば大丈夫(*´∇`*)

海外ETFのデメリットは購入手数料が高いこと。買付け金額に応じて5ドル~20ドル(SBI証券、楽天証券、マネックス証券)の手数料がかかります。

そのため少額の投資にはあまり向いておりません。また、信託報酬の安さは長期保有でジワジワ効いてくるので、短期取引にもオススメはしません。

国内ETF

日本の市場にもS&P500に連動するETFはあります。SPDR S&P500 ETF(以下1557)と上場インデックスファンド米国株式(以下1547)の2つがありますが、前者だけ覚えておけば大丈夫です。

1557の信託報酬は0.09%と1547の0.16%よりも低く、その上カブドットコム証券のフリーETFを利用すれば購入手数料が無料となります。

海外ETFのVOOやIVVと比較すると信託報酬が高いので、超長期(10年以上とか)の投資ではリターンが劣ります。そのかわり短期取引や数年で決済する可能性がある場合などは購入手数料が無料の1557の方がオススメです。

また、購入手数料がかからないので、少額でコツコツ積み立てながら投資することも可能。欠点は出来高(売り買いされている数)が少ないので、希望の金額で売買が成立しないことも考えられます。

投資信託(インデックスファンド)

インデックスファンドとは特定の指数(日経平均とかNYダウとか)に連動するように運用されている商品のこと。ETFとの違いは証券取引所に上場しているかどうかの違いになります。それによってそれぞれ一長一短があるんです。

インデックスファンドの商品を紹介する前に、ETFとの特徴の違いを見てみましょう(*’▽’)

ETF インデックスファンド
最低売買単位 2~3万円を1単位ごと 100円以上1円単位
販売手数料 5ドル~20ドル(1557は無料) 無料(ノーロード)
信託報酬 安め ETFよりは高め
指値注文 できる できない
売買のタイミング 証券取引所が開いている時間 1日1回

インデックスファンドの強みはなんといっても販売手数料無料で、1円単位で購入可能なところ。これによって「毎月5万円分S&P500に投資する」といった定額積立ができるようになります。

定額積立投資はドルコスト平均法とも呼ばれていて、一般投資家の多くが使用している手法。簡単にメリットを説明すると、「毎月少額ずつなら買いやすいし、安いときに数量を多く買えて、高いときは数量が少なくなること」。

S&P500に限らずインデックスファンドへの投資はほぼドルコスト平均法によって行われます。

逆に言うと一括でガッツリ買って長期間寝かせたい場合などは、信託報酬が安いETFに軍配が上がります。また、「アメリカで株安が発生するような突発的な出来事があったから、今すぐいったん保有商品を売りたい」という場合などの機動性にもインデックスファンドは欠けています。

S&P500に連動するインデックスファンドは全部で3つ。

ファンド名 信託報酬(税抜)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 0.160%
iFree S&P500インデックス 0.225%
iシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド 0.375%

同じS&P500に連動するインデックスファンドなら基本的に値動きも同じなので、シンプルに手数料の安さで選んでしまえば大丈夫(*´∇`*)つまりオススメはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)になります。

S&P500をベンチマークとするインデックスファンドは2017年8月まではiシェアーズ 米国株式インデックス・ファンド(当時の名称はi-mizuho米国株式インデックス)だけでした。しかも信託報酬は0.57%とだいぶお高め。

2017年8月にiFree S&P500インデックスが登場したおかげで、価格競争があって、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が登場した感じ。この0.160%という信託報酬がとっても安いんです。

海外ETF(VOOの0.04%とか)と比較するとまだ高いですが、定額積立ができるメリットもあるしね。あと、少し難しい話になりますが、インデックスファンドは分配金を自動再投資することができるので税金的にもお得になります。

ETFの場合は分配金が発生して課税される上に、再投資しようと思ったら自分でそのお金を管理してその分を買い付けなければいけません。

手間や実質的なコストを考えると、「S&P500への投資に関してはETFよりインデックスファンドのほうが優位性が高い」と言っても過言ではない時代に突入している感じがします。

CFD

CFDは聞いたことがないという人も多いかもしれません。これは差金決済取引といって、保有資金の何倍もの取引(レバレッジ取引)ができるようになります。有名なFXもCFDの中の一つ。

FXは為替を扱ったものになりますが、CFDでは他にも株価指数や原油や金など様々なものを売り買いできます。その中にはS&P500ももちろんあるんですよ(*^^*)

ただしレバレッジをかけた投資はリターンが大きくなる分リスクも大きくなるため、初心者の方はしっかりとお勉強をしてから挑戦することをオススメします。

ただS&P500やNYダウのようにある程度値動きに安定感があって、長期的に見ると高確率で右肩上がりになる商品の場合、CFDは有効だと私は考えています。2~3倍の低レバレッジの投資でも資金効率が劇的によくなるもんね。

CFD取引に関してはとっても長くなるので別の記事で詳細を書いております。

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S&P500に投資するオススメの方法

S&P500に投資する方法はいくつかありますが、投資スタイルに沿ってそれぞれにメリット・デメリットがあるので表にまとめてみましょう。

長期投資 コツコツ積立 裁量取引 ハイリターン狙い
海外ETF

(VOOまたはIVV)

×
国内ETF

(1557)

インデックスファンド

(スリムSP500)

×
CFD

(米国S500)

個人の主観に基づいて記号で表現してみました。

冒頭にも書きましたが、バフェットの言葉などに影響を受けて「S&P500に投資してみたいな」と考え始めた初心者さんにはインデックスファンドのeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)がオススメです。

この場合の投資方法はS&P500を淡々と買い続けるだけなのでとっても楽ちん。一度積立の設定をしてしまえばあとはほったらかしで良いのが最大の魅力です。

長期投資が◎ではなく○になっていますが、今の信託報酬なら限りなく◎に近い○だと思います。

海外ETFを検討するのは「近所のスーパーで300円で売っているお菓子を、1時間かけて遠くのスーパーまで行って298円で買う」くらいストイックに長期投資のコストを計算する人だけで良いかな。

国内ETFの1557に関しては購入手数料が無料という大きなメリットがあるので、「株安が来たからちょっと買っておこう、暴騰してるから売っておこう」といった裁量取引(自分の考えによって状況に応じた取引をする)に向いています。

なので基本はインデックスファンドで積立投資をしておいて、ここぞという場面では1557をスポット投資に使う、というハイブリッド戦略もオススメですね。

S&P500の取引に慣れてきた方は資金効率を上げるために、CFDでレバレッジを上げて投資する方法を考えてみるのも十分あり。2~3倍程度だったらリスクを理解して利用すれば一気に資産を増やせるかも?

それぞれの性格や投資スタイルに合った適切な商品を選んで、S&P500への投資を始めてみて下さい(*´∇`*)

S&P500より良い?オススメのインデックス

今回の記事で紹介した商品はすべてS&P500系をベンチマークとしています。S&P500と似たような値動きをする指数でオススメなのがCRSP USトータル・マーケット・インデックス。

米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%をカバーしていることから、S&P500よりも分散性が高く、成長率の高い小型株の上昇を取り込めるメリットがあります。

S&P500と比較して長期的にどちらのパフォーマンスが上回るかは難しいところですが、個人的にはCRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動する商品を現在はメインで積み立てています。

CRSP USトータル・マーケット・インデックスをベンチマークとする商品は、海外ETFの「VTI」とインデックスファンドの「楽天・全米株式インデックス・ファンド」が有名。S&P500と同様に一般人がコツコツ積み立てるならインデックスファンドがオススメです。

「楽天・全米株式インデックス・ファンド」と「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」を比較した記事がありますので良かったらこちらも読んでみて下さい。

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以上、「バフェットが推奨するS&P500に投資するオススメの方法【ETF・投資信託・CFD】」でした。

 

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